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ひとりで考える・書くことの限界を少しだけ押し広げるための装置としての交換日記、または遅い会話

うれしい気持ちをピン留めして。

こんにちは。しろくまです。

 

週間天気を見ていると寒いのも峠を越え、

春のあたたかな日差しと気温になってきました。

私は認めてはいませんが少し花粉症の気があり、

鼻をむずむずさせています。

 

交換日記、だいぶ間が空いてしまいました。

私が小学生だったとき、ご多分に漏れずそういうものはあったのですが、

「交換日記」というよりは「文通」が流行していました。

いきなり友人から自宅に「文通しよう!」と手紙が送られてきて、

手紙を書いて切手を貼ってポストに投函するのです。

 

だから、学校での受け渡しが発生しないので

誰と誰が文通しているのか全くわからず、

本人たちもわざわざ学校で文通の話をしないので

「あの子との秘密の会話」感がいっそう強いものでした。

 

私はというと、

「何故学校で会うのにわざわざ手紙も書かねばならないのか」

「誰かに見せる前提で書く日記は宿題でもうしているのになぜもう一度書かねばならないのか」

・・・という、交換日記・文通の存在意義そのものからまるっと否定するような疑問を持ち、

自分から文通を始めることもなければ、返信することすら

何度も催促されてやっと・・・というありさまでした。(ごめんなさい)

 

だから、あれから20年経った今、交換日記に自分から手を挙げて

こうやって文章を書いていることが、自分で驚きです。

(毎日顔を合わせる間柄でないのという前提はあるにしろ)

 

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前置きが長くなりました。

これは「交換日記」ということで、ちょっと日記書いてみます。

 

最近ちょっと体調がよくなく、寝ることをメインとして生活をしていたのですが

ちょっと体調が回復してきまして、久しぶりに近所の大きな公園まで

散歩に行くことができました。

 

そうしたら、思っていたよりもずっと春が来ていたようで、

桜とかたんぽぽとかオオイヌノフグリとか菜の花とか名前を知らない小さな花とかが

少しずつ咲いていて、

空が青くて、光も差し込んでいて、

子どもたちがきゃあきゃあ言いながら遊んでいて、

本当にきれいな景色が広がっていました。

 

3月ってこんなんだっけ!?と思いました。

私は雪国育ちなので、3月といえばまだ雪がそこらじゅうに積もっていて

(なんならまだ降雪もあって)、ストーブががんがんうなっているような

そんなイメージでしたので…。

 

いいなあ、春。うれしいなあ。

そんなことを考えながら歩く今日でした。

 

・・・本当にとりとめのないことだけれど、

このうれしい気持ちをピン留めして書いておくことができて、

そういう場所があってよかったなと、改めてこの日記いいなあと思いました。

 

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さて、前回のエビカニさんの質問が面白く、ちょっと考えてみました。

私は、「推理小説」「よしながふみの漫画」「CAFELATORYの濃厚ミルクカフェラテ粉末」かな。

 

物語を読むのが好きなんです。

実用書や教養書も読むけれど、私の心の栄養になっているのはやっぱり物語です。

カフェラテを飲みながら物語にひたる時間はすごく幸せな時間です。

 

じゃあ、最後に私もひとつ、みなさんに聞いてみたいこと。

「あなたが好きな場所はどこですか?」

家の中の一角でも、お店でも、施設でも、違う街の場所でもかまいません。

 

私は、本屋さんです。ざっくりしてるな。

本がたくさんある場所は、旅先でもつい立ち寄って長居してしまいます。

本を買っても買わなくても、「本がたくさんある」だけで落ち着く・・・。

お気に入りの本屋を見つけたいなと思います。

 

行くとわくわくする場所。

うれしいことがあったときに行きたくなる場所。

つらいことがあったときに逃げこめる場所。

教えていただけたらうれしいです。