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ひとりで考える・書くことの限界を少しだけ押し広げるための装置としての交換日記、または遅い会話

扱いに困る / 完結した交換ノート / 消えた手紙

こんにちは、anamoto です。

回ってくるまでは「早く書きたい!明日にでも書きたい!」と思っているのに、いざ回ってくるとなんとなく書き出せないのはなんでですかね。そうなることはなんとなく予想していましたが、実際に自分が自分の予想通りの動きをすると、枠組みから抜け出せないような嫌な気持ちになります。そして無理矢理書き出す。

 

扱いに困る山積みのあれやこれ

ちなみになんで書き出せないのかというと、日記が公開されてすぐはあれもこれも言及したいなという気持ちになるのですが、いざ自分の番になると、細切れのあれもこれもが山積みになってしまって、扱いに困ってしまうんですね。で、1つの日記としてそれらを書き連ねるにはパッチワークのようにつなぎ合わせる地道な作業が必要になってくると考えているんですけど、とにかくそれがしたくない。そういった作業が苦手なうえ、ズボラなんですね……無理はしない。そうはいいつつ、こぼれ落ちていくあれやこれを忘れないでいて欲しい、どこかに記録しておいて欲しいという当事者意識の欠落した願望がふわふわと頭の中を漂っている。

 

完結した交換ノート

交換日記、小学校~中学校にかけて何冊かやっていました。ちょっと奮発して鍵付きの交換ノートを買ってみたりね。そうして今も手元には何冊かの交換ノートがあるわけなのですが、完結しているものもあって、意外とちゃんと回していたんだな~など不思議な気持ちがしました。皆さんは、完結したノートってどうしていましたか?

 

あの頃一緒にいた子は、たぶん書いた内容とかはあんまり大事じゃなくて、読んで、書いて、回している、その時が大事だったんじゃないかと思います。誰も完結したノートを引き取りたがらなかったように記憶しています。曖昧な記憶ですが…

クラスで作った旗とかも、誰も引き取りたがらなくて、自分は特別思い入れがあるわけでもないのに、そのことがなんとなく悲しくて(ちやほやされていたのに突然突き放された感じがして可哀そうに思えて)引き取ってしまったりしていた。それは今でも部屋の中にいくつか残っていて、捨てようにも誰かを悲しませるような気がして、扱いに困ってしまう。本当にみんな、いらないの?

 

手紙を消す人

そうそう、しろくまさんの日記で「文通」の話がでていましたが、自分も文通をしていました。同じ学校の子ともしていたけど、それについては郵便は使いませんでした。あの頃雑誌で流行っていた(流行っていましたか?)ペンフレ募集や、お絵かき掲示板で出会った人と郵便を使った文通をしていました。で、自分はいわゆる 交換日記を消す人 ならぬ「手紙を消す人」でした。

しばらく手紙が途切れたあと「あれ?次どっちだったけ?」ってなるじゃないですか。その時に「たぶん◎月くらいに出したと思うんだけど…」と相手から手紙が届いた時期よりもあとの日付を伝えるんです。そうすると、当然「届いてない」と言われるわけですが、郵便事故または家族の誰かに投函を頼んだがその過程で手紙が失われた可能性を伝えて曖昧にするんです。最悪すぎる。

消すのにはもう1つ方法があって ”相手が出したお手紙が手元に届いていないことにする” という……良くないですね。

 

そういうわけで、あの頃の文通を自然消滅させたのは自分です。

 

 

小学校時代の代理人業務(?)

余談ですが、学内の文通の場合も伝達係や郵便係のようなものが自然発生していた時期もありました。その派生で喧嘩して直接口を利きたくない恋人たちの代理同士で話し合いを行う弁護士?にも似た業務が発生していたことも思い出し、なんだか懐かしい気持ちになりました。小学生、面白いですね。代理人同士、互いを労う場面も発生していました。

 

エビカニペカンナッツさんへのアンサー

1ヵ月のホテル生活に持っていくもの…というお題でしたが、何もないかもしれません。暇つぶしの道具が必要かもしれないと思ったのですが、その時の気分でやりたいことが大幅に変わるので、先に持ち物を決めて持っていってもほとんど役に立たないだろうと思ったからです。(その場で出会うものが好きというのもある。いつもと違う場所で過ごすなら、そこで新しいものや出会いを手にしたい。)

強いて言うなら、何をしたくなってもいいように「必要より多くのお金を持っていく」という面白みのない答えになってしまうな。などと考えながらも、お気に入りのカメラは現地で購入することはできないし、1つくらい荷物になるものがあってもいいかも…と思いました。

これが、1年とか2年とかもっと長期の話なら自宅にあるお気に入りの装飾品類を持って行ったりすると思います。装飾品類はお守りのようなものなので……

 

しろくまさんへのアンサー

好きな場所は、暖かい陽射しが感じられ、風が気持ちいい場所です。季節や天候によって、それがどこかは変わりますが、これがあれば基本気持ちよく過ごすことができます。常に心地いい場所を探して、安心して目を閉じて呼吸していたい。最近は個人経営の園芸店がお気に入りです。あとは近所の喫茶店とか。日当たりがいいんですよね~

 

最近のこと

最近は陽射しがあったかくなってきて嬉しいですね。車を運転していると眠くなってしまう。眠気やまどろみが好きなので非常に嬉しい季節です。少しずつ人と出かける機会も増えてきました。今日少し外に出たら、もう梅がほとんど散っていて、すこし寂しい気持ちになりました。このあいだ写真を撮っておいて良かった。

 

こんな感じでいいのかなぁ。実質初の交換日記という感じがあるので、不安だ。

 

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