dia-lag

ひとりで考える・書くことの限界を少しだけ押し広げるための装置としての交換日記、または遅い会話

ながいものにまかれて

体格の差、というものはもっと生活規則に変化を与えうる要素として考慮されてもよいのではないか。 というのも、そのほうが有利を得られそうな立場にいるからにほかならないのだが、裏を返せば現状不利を被っているのだと主張することもむずかしくはないだろ…

「活動」をやっていく

フリーランスで仕事をしていると、仕事と仕事以外の境目がだんだんわからなくなってくる。時間も場所も心持ちも、仕事と生活の区分けがなくなっていき、シームレスにつながっていく。私の場合は好きでやっていることと仕事の領域がわりと近いので、なおさら…

没頭することがてきた日

すみません、めちゃくちゃ間が空きました。間が空いた間に、職場が変わりました。同時入社した人たちが3人いるんですけどね、めちゃくちゃキャラが濃いんですよ。話がめちゃくちゃ面白いし、自己紹介からもう強すぎる。で、わたしは前職普通ーの会社員で特に…

大掃除、あるいは生活のデフラグ

2021年8月9日。連休最終日、家中の掃除をした。 きつい風邪で有給を消費したりして数日寝込んだが、無事に全快した。お久しぶりです。エビカニペカンナッツです。 ここ数か月わけのわからないくらい働きづめだったので、後回しにしていたことがたくさんあっ…

【2021.3.28-4.2】たちあがろうとしてもすべてがわたしで大地がない*1

*1 様々な異質なレイヤーをキャンバスの表面という一平面に力技で統合した*e ものとして立ち上げられる私や私の知る世界では、誰と誰が文通しているのか全くわからず*c 他者が私に介入*a して無理矢理書き出*d されたみたいなおまじない*b がかかっていて、…

現地調達したりできなかったり

書きたい時に書くのがいちばん、と思っているので今日回ってきた交換日記を今日回す。これまでのところ、みんな自分のペースで書いてくれていていい感じなので、私が急に爆速で回したところで誰もプレッシャーに感じたりはしないだろう。急に速くなったり遅…

扱いに困る / 完結した交換ノート / 消えた手紙

こんにちは、anamoto です。 回ってくるまでは「早く書きたい!明日にでも書きたい!」と思っているのに、いざ回ってくるとなんとなく書き出せないのはなんでですかね。そうなることはなんとなく予想していましたが、実際に自分が自分の予想通りの動きをする…

うれしい気持ちをピン留めして。

こんにちは。しろくまです。 週間天気を見ていると寒いのも峠を越え、 春のあたたかな日差しと気温になってきました。 私は認めてはいませんが少し花粉症の気があり、 鼻をむずむずさせています。 交換日記、だいぶ間が空いてしまいました。 私が小学生だっ…

おまじないが精神と生活を支えていく

こんにちは。エビカニペカンナッツです。 なんだかにわかに春めいてきました。いかがお過ごしでしょうか。 ぼくはといえば、なんだか能動的になる必要に迫られ、気の休まらない生活をしていました。 交換日記もご無沙汰ですね、休めていた日記筋を久しぶりに…

【2021.1.9-1.23】私が(どうしようもなく)私であってしまうこの身体を滲ませていくための手つき

■概要(ぼんやりとしたまとめ) 同じ姿勢で座り続けていたら、首や肩や腰のあたりが凝り固まってしまう。スマートフォンの操作という習慣に応じて変容した背筋首筋は大きく曲線を描いていて重心はずれるし骨盤も歪んで関節や関節周りの筋肉は負担を強いられ…

交換日記を消す人

小学生でいる間、通算何冊の交換日記に参加したのだろう。 低学年の頃は、「ブルーなできごと」「〇〇ランキング」「みんなにしつもん」とか様々な枠が用意されている交換日記用のノートを使っていた。南京錠が付いていて、鍵を持っている参加者しか開けない…

寂しさを塵に見立てて箒で散らす

どういう書き出しでいけばいいのか悩みに悩んで、結局それをそのまま書くことにしました。時々、書きたいことがあって、ブログの記事作成画面を開いたりするのですが、書き出しに悩んで一切筆をすすめられないまま、その画面を閉じることが多くあります。ど…

はじめまして、しろくまです

はじめまして、しろくまです。 東京に住んでいます。 好きなものは乳製品と本と文具です。 2020年最後の日の日記として。 コロナ一色だった2020年は、私に心境の変化をもたらしました。 序盤から中盤にかけてけっこうしんどいことがあって、「自分ダメだ」と…

流れる時は川や風を行く

エビカニペカンナッツ近影 こんにちは。エビカニペカンナッツです。 早速ですが、みなさんの自我は、経験と記憶などの学習に、理性に基づいているでしょうか、それとも、ほぼ本能のまま生きているでしょうか。 後者だと言い切れる人はなかなか居ないんじゃな…

【2016.10.15 - 2020.12.30】私が(どうしようもなく)私であってしまうこの身体を滲ませていくための手続き

1.はじめに 書くという行為は読むという行為なしには成立しない。むろん、他人に読まれることのない文章をきわめて私的に、内密に、秘密裏に書き記すこともおそらく不可能ではないのだが、書く者もまた文字が書き出されたその瞬間に読む者へと転じてしまう…

「dia-lag」(ダイアラグ)はじめます

「dia-lag」(ダイアラグ)は、「ひとりで考える・書くことの限界を少しだけ押し広げるための装置として、交換日記という形式が有効なのではないか」という、私niinaの思いつきから始まった試みです。 発端は、「会話(雑談)の可能性」についての私の興味。…